「即まみ」と「おいしいお酒」03
 (生貯蔵、生詰、生酒の違いとは)
------------------------------------------------------------------------
こんにちは、まみおです。
今日は生酒の話をします。

日本酒のラベルを見ますと「生酒」と書いてあるものがあります。
似たような表示に「生貯蔵酒」「生詰酒」と記載されているものもあります。

とてもまぎらわしいですが、「生酒」と「生貯蔵酒」「生詰酒」は別物です。

一般の日本酒は「火入れ」という低温殺菌を行います。
これを通常は2回([1]ろ過をして、貯蔵する前と[2]ビン詰の時等の出荷時)
に行います。

目的は「火落ち菌」という、お酒を腐らせる菌の退治です。

この「火入れ」のうち
[1]を行ってないのが「生貯蔵酒」
[2]を行ってないのが「生詰酒」になります。

それに対して「生酒」は「火入れ」をまったく行ってないお酒です。

「生酒」の魅力はなんといってもフレッシュな味わいと香り。
酵母が生きているお酒です。

そして、一度ビンを開けると時間が経つにつれ香りや味がかわります。

私も4合ビンの「生酒」を2合ほど飲んで、残りはすぐ冷蔵庫に保管し、
翌日飲んだところ、まったく違った味わいになっていたことがありました。

まさに「生きている酒」です。

しかもビンをあけ、少し空気に触れた2日目の方が
おいしいなんてこともあります。

「生貯蔵」と「生詰」は火入れをしてますが、
通常の2回より「火入れ」の回数が1回と少ないので
通常のお酒よりは「生酒」に近いといった感じでしょうか?

でも、ちょっと紛らわしいですよね。

また、「生酒」は生きてますので、酒屋さんで買ったときから
クーラー等に入れて、持ち帰るようにして下さい。

おいしいですが、ちょっと気を使うお酒です。

------------------------------------------------------------------------
◆お酒◆
生貯蔵 越後お福政宗 特別純米原酒
お福酒造
「冷卸し」
90P

いろいと説明したいお酒です。
「生貯蔵」に関しては、上記のとおりです。
特別純米原酒の「特別」と「原酒」についてはまた別途ご説明しますが、
「冷卸し」というのはまさに今時期なのでちょっとご説明したい思います。

「冷卸し」というのは、その昔江戸時代にお酒を大桶で貯蔵し
夏を越え外気の温度が冷えて桶の内部と同じ温度になる頃(つまり秋口)
に出荷したお酒がおいしかったことから
夏に熟成をし、秋に生詰されるお酒のことを言います。

つまり、ちょっと熟成されたお酒で
まさに「今が旬」のお酒です。

このお酒はその「冷卸し」です。

お福酒造は新潟県の長岡市の酒造です。
お酒のラベルを見ても、まじめなお酒造りが感じられ
私の好きな酒蔵のひとつです。

「淡麗辛口」が主の新潟にあって
あえて「淡麗辛口」にこだわってない酒蔵です。

但し、このお酒は原酒(ちょっとアルコールが高い)
というのもあって辛口に感じます。

香りが良く、鼻に抜ける「含み香」が最高です。
味もしっかりしていて「こくがある」という感じです。
風味よく、値段的にもお勧めです。

------------------------------------------------------------------------
◆まみ◆
きのこのアルミ箔蒸
手軽度99P
おいしさ度82P

作り方
1. きのこ(しいたけ、まいたけ、シメジ等何でも良いが
   しいたけのような傘が大きく、ヒダがあるものがベスト)
  をアルミ箔に並べます。
  (しいたけの場合はヒダがある方を上にして下さい)

2. お酒を少々振り掛けます。
  (その時飲むお酒を一寸かけてください)

3. アルミ箔で包んで、オーブントースターで蒸し焼きにします。
  (きのこの大きさ、量にもよりますが、しいたけの場合
  目安はヒダから露がででくる程度)

4. 焼けたら、ポン酢と鰹節をかけてできあがり。

しいたけの露が美味しく、日本酒によくあいます。

------------------------------------------------------------------------
本メールは平成16年10月23日に記載しておりますが
新潟県中越地方を中心とする地震の被害にあわれました方に
謹んで、お見舞い申し上げます。

「即まみ」と「おいしいお酒」
トップページへ