「即まみ」と「おいしいお酒」Vol.39
覚えて楽しい簡単日本酒用語集(香り編.4)
今日は、MAMIOです。
今まで、お酒のいい香りの話をしてましたので
今日は、お酒の「嫌な香り」の話をします(^_^;)
「嫌な香り」の用語も知っていた方が
お酒をもっと楽しめるかもしれません。
実は「嫌な香り」を表す用語も沢山あるんですよ。
読んで字の如しのものもあれば、
ちょっと辞書でも引きたくなってしまうものもあります。
その中でも
これだけ知っていれば「通」と思われるもの
覚えてほしい、基本的なものだけ説明します。
嫌な香りの表す代表的な用語が
「老ね香」です。
[ひねか]と読みます。
どのような香りかと申しますと
実は、具体的に説明するのがちょっと難しいんですね。
ずばり、こういう香りっていう
こういうにあたる言葉がないんですよ。
例えていうなら、おやじ臭みたいな感じです(^_^;)
嗅いでみると、嗅いだことのあるような感じという意味でですが
説明するとですね
熟成が進み過ぎたときに生じる好ましくない香りなんですが
なんというか、ちょっと「うわっ」って感じの香りです。
スーパーで、蛍光灯の下や、日光のあたる棚におかれて
ほっとかれている古い酒を飲むと理解できますので
一度、試してみて下さい(^_^;)
そして、難しいのですが
「熟成香」とは紙一重なんですね。
古酒の「熟成香」はちょっと甘っぽかったり、スモーキーな香りが
して、心地良いものです。
でも、人によっては、どこからが、「熟成香」で
どういうとこが「老ね香」と違うのかの判断は異なるかと思います。
私は、「熟成香」には甘っぽい香りがし、それが優先しますが
「老ね香」には、その甘っぽい感じがなく
逆にちょっと酸味を感じてしまうような違いで認識しています。
また、「生老ね香」[なまひねか]という用語もあります。
こちらの方がわかり易いのですが
これは、生酒が古くなったときに感じる、うわっとした
蒸れた香りです。
この「老ね香」と「生老ね香」は覚えてしまいましょう。
ほかにも
「木香臭」[もっこうしゅうといいます。樽酒のような木の香ではなく
ちょっと嫌な感じの木の香りです]
「つわり香」[牛乳が腐ったような香り]
「アルコール臭」等々ありますが
嫌な香の表現で、一番、使うのがこの「老ね香」です。
ちょっと古いお酒をお店でだされて
嫌な香りがしたら
「このお酒、ちょっと老ねてるな」なんて言うと
そのお店は、あなたに手が抜けないでしょう(^_^;)
------------------------------------------------------------------
而今(じこん)純米吟醸無濾過生原酒
木屋正酒造
http://homepage1.nifty.com/kiyashow/
若い杜氏さんのつくるお酒です
杜氏の大西さんは初杜氏となる平成17年に
全国新酒鑑評会で金賞受賞しています。
こういった若い杜氏さんが活躍されるのも
うれしいですね。
大西杜氏には、これからもいいお酒を醸じてほしいです。
さて、このお酒は生酒ということもあり
上立香がフルーティーで
香りから、味が想像できます。
ちょい酸味が強く感じ
フルーティーな甘さの後、原酒のアルコール度の高さからくる
辛さがのどにきます。
しゅわしゅわ感もあり、キレはよくありません。
純米でここまで、フルーティーなのはびっくりです。
ただ、ちょっと若いすぎる感じがしました。
おつまみ無しの単体で飲んだ方が良いかもしれません。
----------------------------------------------------------------------
◆まみ◆
ほうれん草と豚肉の酒粕和え
おいしさ度80P
簡単度85P
酒粕が時期ですよね。
丁度、新酒の搾り粕が出回る時期だと思います。
そんなわけで
今日は体にもいい酒粕をつかったおつまみを紹介します。
材料
ほうれん草 100グラムくらい
豚もも薄切 80グラム
生酒粕 大さじ2
いりゴマ 小さじ1
砂糖 小さじ1
醤油 小さじ2
みりん 小さじ1
塩 少々
[1]ほうれん草はゆでて、水気を切ります。その後少し醤油をかけて
絞って下さい。[醤油洗い]
[2]豚肉は網焼きして、一センチ幅に切ります。
[3]生酒粕、いりゴマ、砂糖、醤油、みりん、塩をすり鉢にいれて
混ぜ合わせます。
[4][1]と[2]を[3]で和えます。
純米酒でも、吟醸酒でも合うおつまみです。
普通の胡麻和えよりもおいしいですよ
----------------------------------------------------------------------